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総社市立昭和中学校は、英語特区に指定されています。

TEL: 0866-99-1020

〒719-1311 岡山県総社市美袋1636

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校長室からFROM PRINCIPAL

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2024年3月29日(金)
昭和中学校閉校

毎年行っている卒業式や終了式に加え、閉校セレモニー(閉校祭)や昭和中学校閉校式があり、怒涛の3月が無事終了しようとしています。この間、たくさんの保護者や地域、来賓の方々からご支援と多くの励ましをいただきありがとうございました。みなさまのご支援あっての昭和中学校であることを、改めて感じました。閉校式で生徒と職員が最後の校歌を大きな声で歌いあげたとき、参加されている方々から拍手をいただき、とてもうれしく思いました。この2年間、準備でたいへんなこともありましたが、この学校で働くことができることを誇りに思っています。本当にありがとうございました。
これまでお伝えしてきたとおり、本校は4月から、義務教育学校として生まれ変わり、一層特色ある教育を進めてまいります。僭越ではございますが、引き続きその先頭に立たせていただくことになりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
昭和中学校の偉大な歴史に敬意を払い、これまで支えてくださったすべての方に感謝するとともに昭和五つ星学園がますます飛躍するようがんばってまいります。
これまでこの「校長室から」を読んでいただきありがとうございました
さて、次のホームページでもお会いできるでしょうか?

2024年2月29日(木)
昭和未来フェスティバル

あっという間に令和5年度修了式まで一ヶ月を切りました。改めて今年の「校長室から」を読み返していると、4月の記事に「1年生が畑を耕し、腐葉土や肥料を混ぜて土作りを行いました。ほとんどの子どもは鍬(くわ)を手にすること自体が初めてだったようです。さて、ここからどんな活動が展開されるのでしょうか。」とありました。この後、1年生は地域の方から野菜の作り方を教わり、大国屋マルシェ等で販売して収益を上げました。また、別の方に、昭和地区に残る寺院や自然のフィールドワークに連れて行ってもらったり、10年後に住んでいたい町づくりについて分館長さん達とワークショップを開いたりしました。
こうして、一年間地域の方にお世話になった1年生が、野菜を売った収益金を基に地域の方や保護者の方に喜んでもらおうと企画したのが、先日行われた「昭和未来フェスティバル」でした。生徒が主体となって企画・運営を担ったので、担任不在という急な状況にも動じることなく、手作りピザをふるまい、ゲームやクイズ、ワークショップ「防災学習」などの内容で、30人以上いらっしゃった方々に満足していただくことができました。もちろん、力を合わせて見事にイベントを成功に導いた子ども達の顔も生き生きと輝き、達成感にあふれていました。
来年度から始まる新しい義務教育学校では、英語教育の充実を図るとともに、昭和地区の豊かな自然と地域の特色を生かした自然環境教育を実践します。その中で、生徒が地域の方とともに活動し、地域に貢献する喜びを味わうことができたら、と思っています。変化の激しい予測困難なこれからの時代を切り拓いていく子どもを育てるために、これからもお力添えをいただければと思っていますので、みなさまどうぞよろしくお願いします。

2024年2月2日(金)
ようこそCity teacher

2月1日、1・2年生が総合的な学習の時間を使って、キャリア教育に取り組みました。それぞれの職業で活躍されている方から、直接生の声を聞くことのできる貴重な機会です。今年は、地元「まるみ麹」の社長様をはじめ、「プロカメラマン」「調理師」「国家公務員(経済産業省・オンライン参加)」「一般企業の営業担当者」「俳優の卵」と、多種多様な7名の方のお話を聞く機会を得ました。それぞれのお話が、生徒への熱い思いにあふれた聞きごたえのある内容で、生徒たちもしっかりメモを取りながら、真剣に話を聞くことができていました。
生徒とのやり取りもとても明快で前向きでした。例えば、調理師さんに「失敗したらどうするのですか?」と質問したら「失敗はするものです。私は何でも一生懸命、全力で取り組みます。一生懸命やっていたら叱られることはありませんので大丈夫です。」との回答。また、「『昭和みそ』みたいなものを作りたかったらできますか?」には、「できますよ。何にでも興味をもったことに挑戦したらいいんじゃないですか。やりましょう。」と。生徒たちの背中をぐっと押してくださる一つ一つの言葉が、たいへん印象深くありがたかったです。きっと生徒たちも、「働くこと」を肯定的に捉え、今自分がするべきことは何なのか?と自問する絶好の機会になったことでしょう。
来年度から始まる新しい学校の中で、英語教育に加え、昭和の自然と地域の特色を生かした環境教育を柱に探究的な学習に取り組みますが、ここでの学習体験がキャリア教育へとつながり、さらに深い学びへと広がって自分の血肉となっていくことを期待しています。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

2023年12月27日(水)
2学期終了

暖冬と思っていた冬が一転、例年より寒くなったような日が続くこの頃。今年も美袋駅前や分館付近にイルミネーションが優しく輝き、癒しの空間となっています。
さて、25日に吹奏楽部が初めてウィンターコンサートを開きました。このコンサートは、生徒の発案で動き始め、「どうすればお客さんに楽しんでもらえるのか」と、生みの苦しみを感じながら、演出係・広報係・舞台係の3つの係に分かれて準備を進めてきました。当日は、前顧問の山下先生やたくさんの地域の方に来校していただき、無事に演奏を聴いていただくことができて生徒も達成感を味わうことができた様子でした。日程調整や当日の会場準備等は除き、コンサートの発案から実行まで、ほぼ生徒だけで行ったとの話を聞き、協力して最後まで取り組んだその姿と部員以外のサポーターの大活躍に、感心し驚きました。
この他にも、2学期はいろいろな活動や行事がたくさんありました。今年初めて(久しぶり)の活動だけでも「ホームステイ(報告会)」「幼小中交流会」「総社南高校交流」「ゼロtoワン アワード」「未来協議会」「こどもまつり」「赤ちゃん登校日」「スピーチデー」などがあり、この他にも昭和中最後の「体育祭」「音楽集会」などの大きな行事もあって、本当に充実した時間を過ごし、一回り成長できたと思っています。
最後に、音楽集会のときに、保護者の方から「音楽集会で歌ってくださった先生皆様」あてにSmileチケット(「生徒の良いところを書いてください」とお願いしていたカード)が届きました。「一生懸命歌って下さっている姿に、私も何でも一生懸命やってみよう!と思いました。」と書かれてあり、嬉しくなりました。来年もまた、生徒も教職員も一生懸命がんばる学校を目指していきたいと思います。 
今年一年お世話になりました。よい年をお迎えください。

2023年11月30日(木)
こどもまつり

熱かった今年の秋も、ぐっと冬めいてきました。生徒たちも冬用のウィンドブレーカーを着る姿が見られるようになりました。
さて、今月18日の土曜日に4年ぶりにこどもまつりが開かれました。今年は、中学校の音楽集会と同時開催にして、第1部は幼稚園・小学生、第2部は中学生の音楽集会、その後第3部からは、たくさんのバザー店の出店があり、引き続き中学生がゲームコーナーを担当して小さな子どもたちに喜んでもらう場を設けました。
音楽集会では、例年通り、精いっぱい美しいハーモニーを響かせようとがんばる生徒の姿が見られ胸が熱くなりました。今年は保護者の方だけでなく、地域の方や小学生にも聞いてもらえたので感動の輪が広がったように思います。最後に参加者全員が歌ってくださった校歌もとても印象に残りました。ぜひ特集コーナーをご覧下さい。
こどもまつりでは、準備の段階から大変でしたが、五つ星学園カレー、綿菓子、ポップコーンなどの販売やゲームコーナーを2年生が中心となって担い、まつりを盛り上げてくれました。また、閉校記念パン(旧生徒会が昨年発案し、ずっと粘り強く取り組んできた)も、やっと念願がかなって販売することができました。
4年ぶりの実施ですから反省することはたくさんありますが、いろいろな場面で、子どもや地域の方の笑顔と出会うことができました。こうして地域のみなさんと一緒に活動させていただくことを通して、学びにつながることがたくさんあります。しっかり振り返りを行い、来年度のまつりがさらに実り多いものになるようにしたいと思います。

2023年10月31日(火)
最後の体育祭

暑さ対策のため、例年より約一か月遅くなった今年の体育祭。昭和中学校としては最後の運動会となるので、生徒たちも最高の体育祭にするとの強い意気込みで臨みました。スローガンも「気炎万丈 〜限界を超えろ! The Final Sports Festival〜」とやる気に満ちあふれたもので、準備の段階からチームリーダーやダンスリーダー、3年生を中心に自主的に取り組み、ぎりぎりまで練習を重ねました。ついていく1・2年生も先輩の言われることを素直に聞き、一生懸命にがんばろうとする姿は、さすが昭和中。
迎えた本番、人数の制限もなかったので、たくさんの方に来校していただき、堂々と声を出しての応援が復活。みなさんの応援で会場がとても盛り上がりました。生徒会長の素晴らしい挨拶に始まり、種々の競技に精いっぱい取り組み、全員リレーなど見ごたえのある種目が続きました。保護者の方との綱引きも、なかなか決着がつかず、加勢した教員もへとへとになりました。
そして、いよいよ全員による応援パフォーマンス。複雑で軽快なステップを、いとも簡単にこなす生徒たち。男子も女子も、ダンスが好きな子もそうでないであろう子も、一生懸命楽しそうにダンスする姿が、とても印象的で感動しました。生徒たちからも、やり切った感があふれ、特にこの日のために、丁寧に後輩に教えてきた3年生の満足そうな顔を見て、こちらもうれしくなりました。こうした学年を縦割りにして行う活動をとおして成長するとともに、昭和中の仲のよさや思いやりの心が醸成されていくのだと思います。
特集コーナーに動画がありますので、ぜひご覧ください。

2023年9月30日(土)
ZERO TO ONE award

「観測史上初」の連発だった今年の夏。例年なら、お彼岸に見ごろを迎える彼岸花も、今が盛りとばかりに咲いています。
さて、体育祭を来月に開催するため、9月はいろいろな校外行事に取り組みました。千葉県の中学生とのオンライン交流、総社南高校との交流授業、ヒロシマ研修などで生徒が見せてくれた「相手やその場の雰囲気に物おじせず、(原稿なしで)自分の感じたことを、自分の言葉でアウトプットする」姿に成長を感じました。中でも今年初めて開催したZERO to ONE award(ゼロ トゥ ワン アワード)は見ごたえがありました。
これは、夏休みの課題として、全員が個々に作ったプレゼンでクラス代表を決め、全生徒と職員の前で発表してグランプリを決めるというものです。プレゼンは、「身近にある、ちょっとした疑問に目を向けて発信し、みんなで疑問を楽しみながら積極的に不思議がり、いろいろな角度から問いについて深める」ことを目的として作ったものです。クラス代表10名の内容は、グランプリを取った3年生はもちろん、どの学年、どの作品も目の付け所が楽しく愉快で、また深い作品が勢ぞろいしていて正直驚きました。
現在、学校では探究的活動の重要性が増し、さまざまな課題を解決する能力の育成が大切だと言われています。しかし、価値観が多様化し、変化の激しいこれからの時代には、課題解決の力に加えて、小さなことにも自ら疑問をもち、自分なりに最適解を求めて発信することが大切になるはず、そんなことを感じさせてくれた有意義な時間となりました。特集コーナーに動画がありますので、ぜひご覧ください。

2023年8月31日(木)
甲子園のヒーロー

厳しい残暑が続いていますが、今年の夏は、各地域で4年ぶりの祭りが復活して、生徒や卒業生が売り場の店番をしたり、やぐらに上がって太鼓をたたいたりするなど地域の一員として貢献する姿を見ることができて、とてもたのもしくなりました。
さて、暑い夏休みでしたが、さらに熱くなった出来事といえば高校野球です。慶応高校の107年ぶりの優勝に沸きましたが、おかやま山陽高校のさわやかな旋風にワクワクさせられた方も多かったのではないでしょうか。実は、本校の卒業生である山ア来夢選手が全試合でスタメン出場し、大活躍しました。特に大垣日大戦では、最後の最後で、俊足を生かしてサヨナラホームインし、岡山県の人々を大喜びさせてくれました。監督の「あれは山アでないと帰って来ることはできなかった。」の言葉どおり、彼の持ち味を存分に生かした姿を見せてくれたわけです。予選の倉敷商業との決勝戦でも、守備(センター)でファインプレーをしたあと、試合の流れが変わり、見事逆転勝ちにつながりました。中学校のときから足が速く、明るい性格で笑顔の素敵な本校の卒業生が、生き生きとプレーする姿を見ることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。もちろん彼だけでなく、おかやま山陽高校が選手一丸となって、全員で甲子園常連校を次々と倒していく姿に勇気と感動をもらったのは私だけではなかったと思います。特に、ここ最近は岡山勢がなかなか一回戦を突破できなかったので、岡山県人としての私の誇りも取り返してくれたような気持ちになれたことに感謝したいです。
この夏はボクシング、アニメ、そして高校野球という、さまざまな分野で活躍している先輩たちから、たくさんのエールをもらうことができました。本日の始業式では、「昭和中学校の校歌『不撓(ふとう)の力 今ぞあふるる 協同団結 雄々しく我ら 栄えある行く手 いざ進もうよ』のとおり、後輩として、胸を張り自信と誇りをもってがんばっていきましょう。」と伝えました。充実の2学期が始まりますが、今後ともご協力をよろしくお願いします。

2023年7月31日(月)
二人の偉業

 1学期が無事に終わり、補習授業もすべて終了して、夏休みが本格的に始まりました。
さて、7月25日はプロボクシング選手の清水聡選手が初めて世界に挑戦する日でした。ロンドンオリンピックの銅メダリストですが、プロ転向は30歳と遅咲き。その上、けがや新型コロナのために世界チャンピオン挑戦への道は、すぐに開かれるものではありませんでした。それでも決してあきらめることなく若手と一緒にトレーニングを重ね、37歳になった今年、やっと念願の日を迎えることができたのです。世界レベルの努力を黙々と続ける、それだけでもすごいことです。当日は残念な結果になりましたが、最後まで攻め続ける姿に胸が熱くなりました。実は、私は彼が6年生のときの担任だったものですから、余計に力が入りました。パブリックビューイングの試合観戦には120人もの方が応援してくださり、私もうれしい気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございました。

 もう一人、偉業を成し遂げた教え子がいます。アニメ映画監督の田口智久くんです。清水選手と同級生で、世界最大のアニメ映画祭でポール・グリモー賞という名誉ある特別賞を受賞したというニュースが届きました。彼は小学校のとき、とにかくドラえもんが好きで、ドラえもんの話を創作しては、よく見せてくれていました。改めて、好きなことを追求するというエネルギーのすごさを感じさせてくれます。
 奇しくもこの地域で育った二人の教え子が、同時にこんなに素晴らしい姿を見せてくれ、勇気と感動を与えてくれた令和5年の夏。現在、在校している後輩達も、夢を追いかける姿に心打たれたことでしょう。そして彼ら彼女らにも、これから先、光り輝くときがきっとあるはずです。たとえ新聞等に掲載されなくても、自分自身の心の中で胸を張れる、そんなエピソードを起こしてくれると信じています。

2023年6月30日(金)
自分たちの学校をよくする

沖縄への修学旅行が復活するなど「4年ぶり」に行われる行事や規制なしの活動が増えてきました。今年の修学旅行でも、現地ガイドの方から「ここまで静かに集中して話を聞いてくれる学校はなかなかない」と言われて、うれしくなりました。
さて、今月もっとも心に残っているのは生徒総会です。生徒と教師が全員体育館に集まり、整然と議事が進行される中、五つの議案に対して約40の質問が出されました。出席した生徒約70名のうち、10名以上は生徒会執行部や部長で、いわゆる答弁する側ですから、いかに多くの生徒が質問席に立ち、自分の声で分からないことを尋ねることができたたかが分かります。初めて総会に出席した1年生の中にも、堂々と発言することができた生徒が何人もいて驚きました。
質問された内容も、昨年は「○○と書いてありますが、どういう意味ですか?」といったものが多かったのですが、今年は「全県学区(や2区・3区)の生徒は自転車通学ができないか?」「トイレが暗いので明るくできないか?」「視聴覚室の生徒用机にも、拡張くん(机を大きくする補助具)を付けられないか?」など、毎日の自分たちの生活を改善しようとする意見や質問がたくさん出されました。その結果、自転車通学に関する規約は存在しない(誰であっても自転車通学は可能である)ことが分かったり、新しく拡張くんを準備することができたりと、生徒の気付きや願いを少しでも実現することができました。
こうした生徒の自治的な行動は、生徒自身が過ごしやすい学校づくりに確実につながっていきます。自分たちの学校を、自分たちでよくしていこうとする試みが、これからも続くことを願っています。

2023年5月29日(月)
優しさと勇気

新学期が始まって2ヶ月、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して約1ヶ月が過ぎようとしています。学校でもマスクを外して活動する生徒や教員が散見されるようになっています。学校行事や諸活動も新型コロナ前と同様に行われるようになりました。先日1年生が1泊2日の宿泊研修を無事に終え、3年生が28日から沖縄への2泊3日の修学旅行、2年生は来月中旬からチャレンジワーク(職場体験)を完全実施する予定です。
さて、先日地域の方から、うれしい連絡をいただきました。電車に乗ったときのことですが、その方は体が不自由なため、立ち続けるのは難しい状況だったようです。座る席を探していたとき、本校の生徒がすっと立ち、席を譲ってくれたそうです。その立ち居振る舞いに感動され、是非その生徒をほめてほしいとのことでした。さっそく生徒全員に紹介しました。生徒も教職員も全員が笑顔になるエピソードになりました。
手前味噌で申し訳ありませんが、私は、この話を聞いたとき、さすが昭和中(昭和地区)だと思いました。いくら「よいこと」「こうするべきこと」が頭で分かっていても、実際に実践するにはたいへんな勇気が必要です。優しさと勇気を備えたこの行動の近くには、小学生もいたそうですので、きっと次のエピソードにつながってくれることでしょう。この地域にはそんな優しさや勇気が伝わり広がっていく土壌があると思っています。温かく子ども達を見守り、感動を伝えてくれる地域の方がいることにも改めて感謝したいと思います。今年はコロナ禍で失われつつある人と人との関わりや交流をとおして、子ども達がいっそう成長できることを願っています。

2023年4月27日(木)
本年度もよろしくお願いします。

この「校長室から」を書くようになってもうすぐ一年になります。今年も、校長室という窓から見える風景をお伝えできたらと思っていますので、よろしくお願いします。
さて、31名の新入生が新しい制服で生活する姿にも慣れてきましたが、先日、ある女子生徒が黒のソックスとネクタイ、パンツ姿でカーディガンを着て廊下を歩いていました。とても新鮮な気持ちになると同時に、少し大げさですが「新しい時代」がやって来ていることを感じました。今年は英語特区としての特色だけでなく、地域学習にも取り組んでいきたいと思っています。さっそく1年生が畑を耕し、腐葉土や肥料を混ぜて土作りを行いました。ほとんどの子どもは鍬(くわ)を手にすること自体が初めてだったようです。さて、ここからどんな活動が展開されるのでしょうか。こうした活動をとおして、子どもたちの中に0(ゼロ)から1(ワン)に何かが生まれ、探究的な活動に広がることを大切にしたいと職員と話しています。
また、部活動の地域移行のことや校則の見直し、閉校記念イベントなど、今しかできない旬な課題も盛りだくさんです。そして、義務教育開校まであと1年を切りました。9(12)年間を見通した教育内容の見直しなど、こちらもやるべきことが山積しています。4月から五つ星学園の全教職員で行う合同職員会議を毎月1回開き、さらにミニ部会や小委員会も同時に進めていく予定です。地域や保護者の方々とともに力を合わせ、一つ一つ乗り越えながら令和6年4月を目指したいと思います。本年度もご理解とご協力をお願いいたします。

2023年4月17日(月)
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